2011年5月4日水曜日

五月の光、光の五月

五月四日(水)


千客万来!
なんて素敵な五月の日だったことでしょう。
お天気も味方してくれました。

多くの日本人の心の中に、
「自粛を解いてもいいのはゴールデンウイークから」
という、暗黙の了解があったのでしょう。
このようにみんなが、以前のように、いいえ以前以上に、上を向いて前向きに進んでいく契機になるのなら、このゴールデンウイークはまさに、真の意味でのゴールデンウイークとなることでしょう。

2011年5月1日日曜日

安藤さん、おめでとう。

4月30日(土)

フィギュアスケートの世界選手権で、安藤美姫選手が優勝しました。
おめでとうございました。

若いうちから騒がれて、挫折もいっぱい味わって、それでも一生懸命スケートに打ち込んできて、今回その努力が花開きました。
新聞などの記事からの情報しか分かりませんが、まずスケートが好きだという気持ち、それから自分を支えてくれる人たちへの感謝の気持ち、それらに気付いたことが彼女を大人にし、強くしたようです。
前向きの気持ちを持っていたからこそ、よいサポーターたちが彼女の周りに集まり、支えてくれたのでしょう。彼女もその気持ちに応えようとさらに努力を続け、それが相乗効果を生んで今回の結果に結びついたのだと思います。

強いアスリートのエピソードには、私たちが迷っているときに道しるべとなるような真実が、分かりやすい形で現れていることがよくあります。
彼女のまぶしい強さに、私も励まされたような気持ちです。

2011年4月29日金曜日

かえるの歌が、聴こえてくるよ・・・

4月29日(金)


今日も(夕方から雷雨になったものの、それまでは)、日差しの鮮やかな初夏の天気となりました。
自転車でお越しのお客様、バイクでお越しのお客様もいらっしゃった、ゴールデンウイークの幕開けでした。

このごろ静かな夜にはかえるの大合唱が聞かれます。
田んぼに水が張られたのです。
震災のため農業用水の復旧が遅れ、お許しが出るまで待ったので、例年より田植えが少し遅れてしまっています。
でも、こうしていつものようにかえるの大合唱を聞くと、少しずつ元に戻ってきているんだなあと実感できます。もちろん、茨城の中でも比較的被害が少ない地域だからではありますが。

田植えの直後にはか細く弱々しかった苗が、ぐんぐん育ち、夏には力強い緑の田んぼとなり、やがてまっすぐに立っていられないほどの黄金の穂をつける様をずっと見続けてきたのですから、もしそのような風景がここから消え去ってしまったら、どんなにさびしいでしょう。
どうかこれ以上、環境の悪化が続かないようにと、心から思います。

2011年4月27日水曜日

指輪物語(4) 香り草入り兎肉シチュー

4月27日(水)

ブログを書いているうちに、どんどん指輪物語に呼び戻されていってしまっています。

昨日、うちの飼い犬が野うさぎのお尻に噛み付いたことを書きましたが、そのことから思い出されたのが指輪物語の「香り草入り兎肉シチュー」の場面。

第二部「二つの塔」の後半は、主人公のホビットたちが冥王の支配する土地を旅するシチュエーションなので、読んでいて気が滅入るようなところも多いのです。
その中で、この兎肉シチューのくだりはちょっとほっとする一コマです。
ふだんは携帯食しか食べていない彼らが、野うさぎを捕まえて、それをシチューにするのです。
よく読んでみると、うさぎと香り草と塩しか使っていないので、本当にシンプルでつつましいシチューなのですが、ここではたしかに、「宴会といってもいいくらいの大ご馳走」だったのです。

このあと、彼らは私の大好きな登場人物ファラミアと遭遇することになります。
アラゴルンほど完璧ではないけれど、アラゴルンよりずっと人間らしさを感じさせる人物。そして彼も指輪の誘惑に打ち克つ強くて、高潔な心を持っているのです。

物語がいよいよ大団円に向かって動き始めます。

なんかブログもどんどん鴨亭から逸れていっています・・・

2011年4月26日火曜日

ヘビとの遭遇

4月26日(火)


今年もそんな季節になりましたか。
ついに今日、ヘビと遭遇してしまいました。グレイっぽくてストライプのある、シマヘビという種類のヘビだそうです。
義母も、板前さんも、それぞれ別の場所で(たぶん別のヘビを)見たそうです。

これからの季節は、毎年、夫の作った「ヘビつかみ」が大活躍!塩ビパイプと針金で、遠くからヘビの首を引っ掛け、巻きつかせ、どっか遠くへ捨ててくるんです。
これ、すごい発明だと思うんです。成功率が高いし、危険じゃないし、ヘビを殺さないし。

私がここに来てからの、ヘビとのエピソードは結構あります。

農道に横たわっているヘビをロープか何かだろうとお思い、車で轢いてしまい、ロープが跳ね上がってびっくりしたこと。

飼い犬のコロとヘビとの壮絶な戦いを見たこと。このときは夫が加勢をしてコロを助けました。

脱皮したてのまだ濡れている抜け殻を見たこと、など。


コロの中に残っている野性には、時々驚かされます。狩猟本能というのでしょうか。
以前、うちに野うさぎが住んでいたのですが(ピーター・ラビットみたいなそれはそれはかわいい野うさぎです)、ある朝、お尻をかじられて死んでいるのを発見。これはコロの仕業でした。
鴨亭の犬だからジビエの味を好むというわけでもないのでしょうけれど・・・
どうも食べるためではなく、ただ狩をしたいだけでやったみたいです。

信じられないかもしれませんが、鴨亭は野生動物の宝庫なのです。
鳥なら、ウグイス、モズ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ムクドリ、ヒヨドリ・・・
ついこの間はキジを見ました。

動物なら、(ありがたくないのですが)イノシシ、イタチ、モグラ、タヌキなど。

それから、昆虫。これはもう、考えただけでも気持ち悪いですけれど、虫嫌いではここの生活はまず無理ですね。(ちなみに私も別に虫好きなわけではありません。)
でも、みんなそれぞれに一生懸命生きている感じは分かるのです。
だから、危険なときは別ですけれど、基本的には彼らを尊重しています。
ただ、よそへご退出願うとか。

それに比べるとコロの野性のストレートさには、却って、厳然たる自然の掟を突きつけられたかのような神聖なものを感じてしまいますね。

まあ、都会育ちの私には、想像もつかなかったような新しい体験の数々です。

2011年4月25日月曜日

指輪物語(3)  漂着物 "Flotsam and Jetsam"

4月25日(月)

大震災から40日以上過ぎ、ようやく今まで手が付けられていなかった場所にもスポットが当てられ始めました。
そのひとつが海の中の捜索。
津波によって海の中に引っ張り込まれていたものが次々と引き上げられています。
引き上げられた自転車が積み重なっているさまなどは、それまでの生活との断絶が改めて思われて、心が痛くなるようです。

指輪物語の中にも同じような場面があります。
魔法使いサルマンの城塞オルサンクが、エント(常緑樹と人間の中間のような生き物)の怒りにより、水攻めにあうところです。ここでもいろいろな漂着物が流れてきます。その中でも、キーとなる漂着物は樽いっぱいのパイプ草(煙草)で、しかもそのパイプ草は、遠く離れたホビットたちの故郷のものでした。なぜそれがオルサンクにあったのか。それが指輪戦争の後日談の伏線となり、最後の山場に続いていくのですが・・・

このパイプ草については物語の導入部、序章でもわざわざ取り上げられているほど、ホビットとは切っても切れないもののようです。


漂着物ひとつひとつに、それぞれの物語があると思うと、何ともいえないせつない気持ちになります。

2011年4月24日日曜日

雹(ひょう)が降りました。

4月24日(日)

昨日と今日の悪天候には驚きました。
昨日は一日中、まるで台風のような強い雨風。今日は途中までは初夏を思わせる好天でしたが、夕方前から空が暗くなり、ものすごい雷雨となりました。そして突然バラバラバラッという強い音。
見れば白い大きな塊が、強風でほとんど真横に飛んでいくではありませんか。

そうとう大気が乱れて不安定になっているのですね。
大変な週末でした。

霰(あられ)と雹(ひょう)は大きさによって区別されているそうです。
基本的に、粒の直径が5mm未満のものがあられ、5mmから50mm(時にはそれ以上の大きさのものもあるそうです)のものをひょうと呼ぶそうです。