2011年4月10日日曜日

花の色は・・・

4月9日(土)


強い雨風に負けず、桜がほぼ咲きそろってきました。
今回の悪天候にはどうやら耐え切れそうです。

日本人は昔から、「花」と言えば桜を指すほど、桜をめでて来ました。
小倉百人一首にも、桜を詠った歌がたくさんあります。
一番有名なのは小野小町でしょうか。

花の色は 移りにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに

桜の花のはかなさと、自分の容姿の衰えを重ねて詠んだこの歌は、二組の掛詞という技巧でも有名ですが、桜を見るときに日本人がいつも感じる一種の哀愁を読者に共有させ、見事です。


八重桜、山桜を含めて、桜を詠んだ歌は百人一首の中に六首あります。
もちろん多いほうですが、一番多く詠まれているのは「月」。
桜が春だけの風物なのに対して、月は一年中使える題材だからでしょうか。
このほかにも、風、嵐、雲、雪、霧・霜・露、紅葉などが、複数の歌の中で詠まれています。
自然に対する日本人の感性は、平安の昔から繊細で鋭かったことが良く分かりますね。

2011年4月8日金曜日

笠間の陶炎祭(火まつり)

4月8日(金)


うちから益子へ行くのとほとんど同じ距離に、やはり焼き物で有名な笠間があります。
笠間芸術の森公園を中心にした近代的な焼き物の町です。
伝統を引き継ぎながらも、若い作家の新しい感覚の作品もどんどん生まれており、楽しくて素敵な焼き物ばかりです。


笠間焼きは18世紀(江戸時代中期)に始まり、順調に成長しましたが、太平洋戦争後一時衰退しました。
その後窯業指導所による研究・改良や陶工の養成、厨房用租陶器から工芸陶器への方向転換などにより、再び活況を取り戻しています。


今回の震災では、窯が壊れたりしてかなりの被害を受けたそうですが、今年も例年通り、ゴールデンウイークに陶炎祭(火まつり)を開催することに決定したそうです。
今回の震災で大きな被害を受けた福島県浪江町の大堀相馬焼きとは昔から交流があったとの事、東北支援のチャリティーイベントも企画しているそうです。


ゴールデンウイーク中は鴨亭も営業中なので、私はこの陶炎祭に行ったことはありませんが、桜川市と笠間市の商工会が提携しているようで、陶炎祭のパンフレットはいつもお店に置いています。
時間が許すお客様、どうぞ鴨亭と笠間、両方をお訪ねください!

桜のライトアップ始めました。

4月7日(木)

 休み明け、木曜日の朝はみんなが饒舌です。
いつもは朝あまりご機嫌の良くない板前のTさんも、気分良くいろいろ話してくれます。
やはり、気分転換って大切ですね。
昨日の陽気で桜の開花が一気に進みました。
 今年もライトアップを(控えめですが)始めました。
昼間の桜もきれいですが、夜桜の幽玄な美しさもなかなかのものですよ。
これからの半月ほど、鴨亭は薄桃色に包まれます。
 が、その後はひたすら掃き掃除の日々が待っているのです。

2011年4月6日水曜日

地元応援!茨城の野菜買いました。

4月6日(水)

TVでも福島産の野菜などを売るショップが繁盛しているニュースを目にしますが、近くのスーパーでも、目立つところに茨城産の野菜を置いて、応援セールをしているところが多いです。
地場の野菜は相場が下がってしまっていて気の毒ですが、その分買い手にとっては買い易くなりました。

だいたい大気に境目なんかないのに、どうしてここまでは危険、ここからは安全なんて言えるのでしょう。
海だってそうですけど、もう、ばら撒かれてしまったものはばら撒かれてしまったのです。大気も有限、海も有限である以上、垂れ流されているものが薄まってやがてゼロになるということはないのです。地球上の人類は一人残らず、この中で生きていかなくてはならないのです。みんな運命共同体です。
今までだってそうだったのだけど、差し迫っていなかったのでそんなこと考えもしなかっただけです。

このような状況で、多少の数値の大小で大騒ぎすることよりも、風評被害で生活が立ち行かなくなる人が続出するのを防ぐことのほうが大事な気がするのは私だけでしょうか?

 茨城は地震や津波の被害も大きかったのに、東北三県の被害があまりに凄かったので、まずニュースでの扱いが相対的に小さかった。そしてその復興もままならぬうちに、今度は放射性物質で、まず農家が、続いて漁師さんたちが、苦しい立場に追い込まれています。
被災なのではなく、二次的な被害なのが更なる悲劇です。
そして観光地などのサービス業界も、深い痛手を負っています。
きっと二次的、三次的、四次的・・・・と思わぬところまで悪影響をこうむっていることでしょう。

 この原発事故がなければ、世の中はもっと早いペースで復興が進んでいるに違いないし、人々の心ももう少し明るくなっていたに違いないのです。
後悔先に立たず。
済んでしまったことはどうしようもないけれど、一刻も早い方向転換を私たちはしなくてはならないようですね。

2011年4月5日火曜日

桜咲きました!

4月5日(火)


 電力不足の問題が出たとき、周波数が違うので関西の電力を関東に持って来られないという事実が人々をがっかりさせましたが・・・


今朝、庭掃きをしに外へ出ると、桜が開花し始めていました。

 「いよいよだなあ。」


そこから、次々と連想がさ迷っていき、先日(震災直前)、友人宅で桜餅と道明寺桜餅をいっぺんに二つ食べたときのことを思い出しました
どちらもそれぞれにきれいでおいしかったぁ。

 たとえば電力と桜餅。同じ日本でも、地方によって違うものがたくさんありますね。
思いつくだけでも、こしあんとつぶしあん、木綿豆腐と絹ごし豆腐、白味噌と赤味噌、おしょうゆだしと白だし・・・そういえばお雑煮も地域によっていろいろ違うんだそうですね。

みんな、育った場所の味が標準だと思っている。味だけではなく、感じ方、考え方も、ほんのちょっとした生活上の習慣も、当然と思っていることが違っている。

だから、結婚したとき、結婚って異文化の融合なんだと思いました。まるでビザンチン文化みたいと。

どちらが正統だとかあまり主張すべきでないと、むしろ両者を融合させて新しい文化を創るんだと、それぐらいの気持ちでいないと結婚てなかなか難しい気がします。変わっていくことにあまり拒否反応を示さないほうが良いようです。まあ、私の浅い経験から思っているだけですけど。

今日は何が言いたかったというと、ようするに、庭掃除のとき、桜の花が咲き始めたのを見て、ぼうっと考えたことをただ綴ってみただけなのです。とりとめがないですが、ぼうっと考えているときって、みんなこんな感じですよね。

竜頭蛇尾ですみませんでした。

2011年4月4日月曜日

小ケガ

4月4日(月)

本日、梅の間のお花
 昨晩のこと。洗濯物を室内で干すようになったので、古い物干し竿を調整していました。
本体の筒の両側に一回り細い筒が組み合わされていて、
細い筒を伸ばしたり、本体の中に入れて縮めたりして長さを調節するものです。
何しろ結婚したてのころに買った時代物ですから、錆び付いているのでしょう、
なかなか伸びたり縮んだりしてくれません。
そのうちに突然勢いよく動き、パチンとはまったと同時に
私の左手の小指の先(ほんの一部だったんですが)が一緒に筒の中へ・・・
 ケガとか血とかに弱い私、もちろん家族全員を呼んで大騒ぎしました。
みんな、何事かと、一応は集まってくれました。
そして一応は、アルコール液とか脱脂綿とかティッシュとか絆創膏とか持ってきてくれました。
でもその後の家族の行動が三者三様でおもしろかった
(そのときはもちろん、おもしろくなんかなかったのですが、一晩たってみて。でも、息子に言わせると、そのとき一番おもしろかったのは私だったそうです)。
まず夫は、騒ぎとケガの程度の落差を認識すると、即自分のさがしもの探しに戻ってしまいました
(ちなみに夫は年中さがしものをしています)。
息子は、ケータイのサイトで傷の手当て方法を探し、「動脈を押さえないで傷口を押さえたほうがいい、そのまま3分。」なんて言っています。
私と同様血に弱い娘は、処置が終わるまで半纏を頭にかぶって怖がっていましたが、
その後はずっと気遣って近くについていてくれました。
 それぞれがそれぞれらしく、今では笑えます。
でも、家族がいてよかった。
こんなふうに、わあわあやりながらの暮らしがいいんだな、と、今書きながら思っています。

2011年4月2日土曜日

桜のつぼみ

桜の蕾がだいぶふくらみました。
なにか良いことがおこりそうな。