12月7日(水)
I like the way your sparkling earlings lay
Against your skin so brown ・・・
(君の褐色の肌にきらめくイアリングが映えてとってもすてきだ・・・)
で始まる、これぞイーグルス節!という初期の名曲です。
彼らがまだ素朴なカントリーテイストを残していたころの、なんともおおらかでのんびりした感じのこの曲を、今日は朝の車の中で二回繰り返して聴いてしまいました。
最初からそんな気分だったわけではありません。
むしろ、ピースフルでイージーなフィーリングなんて近頃まったく無縁と言っていいほどでした。
だからこそと言っていいのでしょうが、この曲を聴いているうちに、心のこわばりのようなものがほぐれてきて、スーッと気持ちが軽くなったのです。
そこでもう一回聴き直し。
今まではべつに、特にこの曲が好きだったわけではありませんでした。
30年以上聴いていて、初めてこの曲の良さに気付いたのでした。
こんなこともあるのですね。
I got a peaceful easy feeling
'Cause I'm already standing on the ground
というこの曲の結びの部分のとおり、地にしっかり足を付けることができれば、きっとハッピーに生きていけるのでしょうね。早くその境地に達したいものです。
子どものころ大好きでよく口ずさんだ歌も、うん十年過ぎてからある日突然その歌詞の意味がわかることってありますよね。
返信削除私はこの年末、誰もいない夜中の駅舎で、はしだのりひこの「花嫁」(花嫁は夜汽車に乗って嫁いでいくの・・・)を唐突に思い出して、その歌詞を全部覚えていたのに我ながら驚いたんですが、もっと驚いたのはその歌詞の内容でした。何も分からずに歌っていた子ども時代をくすりと笑うとともに、同様に百人一首や和歌、短歌、俳句、詩など、知らず知らず暗誦したりさせられたりしたものが、あとあと身にしみるようになるんだろうなあ、と感慨をあらたにしました。