2011年9月30日金曜日

快晴

9月29日(木)


前回の更新からずいぶん経ってしまいました。
その間に、台風十五号は日本を直撃し、我が家のひまわりも全部なぎ倒され、だめになってしまいました。
今はその処理も済んで、夫が重機でならした後に、義母が新たに畝を作り始めています。

台風が去るとともに、それまでの暑さも一段落し、日ごと秋らしさが深まっています。
29日早朝に撮った快晴の写真です。




2011年9月19日月曜日

敬老の日に

9月19日(月)



今頃になってひまわりが盛んに咲いています。
うちのひまわりは超小型です。直径が五センチから十センチぐらいです。
花びんに飾れるように、義母がわざわざ植えてくれたものが増えたのです。
それが今は、、ひとつの枝から、ちょうど線香花火がパチッ、パチッと跳ねているように、四方八方に向かって勢いよく伸びて咲いているのです。
本当に、夏の日差しに負けない強い色の花です!


さて、今日の鴨亭は、大安と敬老の日が重なって、お宮参りの赤ちゃんをお連れになった三世代のご家族でにぎわいました(ありがとうございました)。
お店はすべての部屋が個室なので、お子様が少々泣かれても大丈夫です。

もちろん、まったく聞こえないわけではありませんが、赤ちゃんの元気な泣き声は微笑ましいもの、こちらも遠い昔を思い出して、懐かしがっておりました。

お孫さんをお連れになったお客様は例外なく、本当にお幸せそうです。
ご家族の愛を一身に受けている赤ちゃんも、お幸せだと思います。
このような場面がふつうに見られる世の中が、これからも続いてくれればよいと思います。

2011年9月18日日曜日

無花果(いちじく)

9月18日(日)


花が咲かないのにいきなり実を付けるように見えることから、このように書き表されるようになったそうです。実際には花が無いのではなく、外から見えないだけだそうです。

昨日から、うちの庭で生ったいちじくのワイン煮をデザートでお出ししているのですが、これが年配の(失礼・・・「おとなの」)女性を中心に結構好評です。大人の女性は季節に敏感で、旬の食べ物のおいしさをよくわかっていらっしゃるのでしょう。
今の世の中では、季節に関係なくさまざまな食材がいつでも店先に並びますから、逆に季節感が希薄になってしまってつまらない気がします。

あるお客様は、いちじくをお酢とお砂糖だけで煮るという調理法を教えてくださいました。

あるお客様は、ご自分の誕生月である十月を称して、「柿や栗や、おいしいものがた~くさんある月なのよ!」と誇らしげにおっしゃっていました。

今日も厳しい残暑ではありましたが、鴨鍋のご注文もボツボツいただくようになり、味覚の秋へと季節は移りつつあるようです。

2011年9月17日土曜日

この9月に思う

9月16日(金)


厳しい残暑のまま、九月も後半に入りました。
七月初旬の異常な暑さと比べれば五度以上低いはずなのに、二ヶ月以上にわたって夏の気候と戦い続けてきた身にはかなりこたえます。涼しい秋風を待ち焦がれるこのごろです。


11日は、震災から半年、そしてアメリカのテロ事件から10年の節目の日でした。
テレビニュースも新聞もいろいろな特集を組み、さまざまな報道がされました。

ある意味長い時間がたったとも言え、あっという間だったとも言えるような月日、年月です。
自分も、日本人も、あのときの衝撃と決意を、今も忘れずに生きているだろうか?と自問してみます。
いつの間にか甘くなっている自分、緩んでいる自分に気がつきます。
だから逆に書けなかった・・・いろいろ書くべきことがあるはずなのに書けなかった・・・


節電の指令が解けた後、電車に乗ったら、また上着が必要なほどクーラーが効いていました。
何か少し変だという気がしました。
被災者を救済するための制度を利用した詐欺も横行しているようです。

まだ状況が改善されていない被災者がたくさんがいる一方で、復興の名の下に、相変わらずの愚行が繰り返されているのです。

原発で、自らの健康・命も顧みず、事故の拡大を必死で食いとめている方たちは、守りたい誰かのことを思ってがんばっていらっしゃるのだと思いますが、図らずも守るに値しない人間たちまで一緒に守ることになって本当にお気の毒です。
せめて自分は、現場の方たちへの感謝を忘れずに、彼らからの恩恵に値する人間でいたいと思います。

2011年9月12日月曜日

すすきを求めて

9月12日(月)


まずは今朝の美しい筑波山をご覧いただきましょう。




どちらも朝の六時半、てっぺんだけに雲をまとい、朝日に照らされている筑波山です。


さて今日の私には大きな使命がありました。
お店の花びんにすすきを飾ることです。今日はお月見ですからね。

ところが今年はなかなかすすきが見つからなかったのです。
もう少し季節が進めば、この辺にはいくらでも生えているのですが、今年は遅れているのでしょうか、葉っぱはあってもまだ穂が出来ていないのです。

農道を車でゆるゆる走りながら目を光らせたのですが、収穫なし。
ついに、近所の湖を一周してしまいました(周囲1.6キロ)。
そしてやっと小さな群れを見つけ、十本ほどのすすきをゲット、お店に飾ることが出来ました。

夕方になると、きれいな月が昇ってきました。
とても残暑の厳しい一日でしたが、夕方からは涼しい風が吹き始め、虫の音も名月に趣を添えてくれています。
今は空に少し雲が流れていて、月影が濃くなったり薄くなったり、その変化もなかなか味があります。

2011年9月9日金曜日

泉のほとりにて

9月9日(金)


ボトルを買うと、アルカリイオン水を無料で汲ませてくれるコーナーがスーパーにあります。
今朝その場所に行くと、おじいさんが水を汲んでいました。
一人待ちは超ラッキーとは言えないけれど、それほどアンラッキーでもありません。
そう思って並んでいると、そのおじいさんが、
「あなたはよかったよー。私なんか三人も待ったんだからー。」
と話しかけてきました。
「そうなんですかぁ」と私。
すると、彼の話はさらに続きます。
「待っている間に、ずいぶん鮮やかな色の服ですねえなんて話しかけられちゃってねー。」
見ると、濃いピンク色のポロシャツに、ベージュのキャップ。でも似合っています。
「あら、素敵な色ですよ。私こういう色が好きなんです。それによくお似合いですよ。」
と返したら、嬉しかったようで、
「いや、ちゃんとしていないと、家内がうるさくってね。」
「無関心でいられるよりよっぽどいいですよ。服の色は結構気分に影響しますから、明るい色がいいですよ。」

私の番が来ると、今度は後ろに若いご夫婦と小さい女の子が並びました。
順番を待っている間にパパは売り場に戻った様子。
女の子はママに尋ねます。
「パパは?」
「パパはあっち。」
「じゃあママは?」
(ちょっと意表を突かれた感じで)「・・・ママは、ここ。」
この反応が女の子には面白かったのでしょう。さらに、
「じゃあミヤは?」(ミヤってこの子の名前なんでしょうね!)
「ミヤも、ここ!」
そうしたら、女の子はとても嬉しそうに笑いました。
なんともほほえましい光景でした。


昔から、井戸や泉など水のあるところには水汲みのために人が集まり、社交の場になって来ました。
時代や場所は違っても、何かここは泉のほとりみたいと思いながら、無料アルカリイオン水コーナーを後にしました。

2011年9月8日木曜日

子ヘビと遭遇

9月8日(木)


この間、(たぶん)とても珍しい蛾を見ました。
とまっているところはただ真っ白に見えたのです。
玄関の内側に二・三日とまったままだったので、外に出そうと思って羽を捕まえました。
そしてそのボディと足を見て、びっくり!!
真っ白なボディには、黒と赤のドットが規則正しく二列に並んでいます。
そして、六本の足は、生え際から最初の関節まで(人間で言えば大腿部)が真っ赤、そこから先(やはり人間で言えば膝からつま先まで)が真っ白で、まるで紅白の水引のようなのです。

毒キノコと蛾が、やたらに色使いが毒々しいのは図鑑などで見たことがありましたが、こんなにも芸術的(?)な蛾を実際に見たのは初めてでした。



さて今日の話題は子供のヘビ。
朝の忙しい時間帯。
玄関のドアを勢いよく閉めて、家の前の石段を駆け下りました。
数段駆け下りたところで、後ろでがさがさっという音がしました。
「!」
ピンと来た私が振り返ると、やはりそこにはヘビの姿が。
ただし、それはまだ子供のヘビでした。
私以上に驚いたであろうヘビは、たぶん私にまたがれてしまった石段から側面の石の割れ目まで這い登ろうとしていました。でも、チビなのでなかなか登っていけないようなのです。
足もないのに何回も何回も、石に飛びついてチャレンジ。
やっとのことで割れ目に姿を隠しましたが、さぞ焦っていた事でしょう。

夫に話したら、「小野道風とカエルみたいだね。」

2011年9月3日土曜日

カエルとドライヴ

9月3日(土)

朝の買い物に出かけようと運転席に乗り込んだら、フロントガラスにちっちゃなカエルが張り付いていました。
車が動き出してもびくともせず、そのまま一緒にドライヴです。

ところが台風がらみのこのお天気です。
とつぜん雨粒がぱらぱらと落ちてきました。
さあ困った!ワイパーを使うと、雨と一緒にカエルも振り払ってしまうでしょう。
道路に落ちたカエルは、私の車か後続の車に轢かれてしまうかもしれません。
でも、このままの視界で運転するのも危険です。

たまたま今日はポストに投函しようと思っていた手紙がありました。
最寄のポストまで注意深く運転して行き、車を止めました。
手紙を出してからフロントガラスのカエルをつついてみましたが、動きはするものの、車から飛び降りてはくれません。
仕方がないのでエンジンをかけて、ワイパーで畑の淵まですっ飛ばしてやりました。
カエルの無事を確認してから出発しました。

自分の生まれた場所(鴨亭)にはもう戻れないでしょうが、新しいおうちで元気に一生を全うして欲しいと思います。

2011年9月1日木曜日

九月になりました。

9月1日(木)


台風12号によって、突然土砂降りになったり、また晴れたり・・・
九月は蒸し暑い幕開けとなりました。

私の周りには結構九月初旬生まれの人がいます。(ちなみにうちの犬"コロ"も九月一日が誕生日です。)このころの生まれはおとめ座、なんとなく女性的なイメージが漂う星座ですが、これがちょっと違うんですね、ご本人たちと。

あるおとめ座の友人自らの説明によると「、おとめ座の『乙女』とは、大人になる前のごく若い時期の女性のことだから、女性的な要素よりも、少年的な要素のほうが強く、性格も男っぽい人が多い」そうです。この説明、実例をみる限り、かなり説得力があるように思います。
皆様の周りのおとめ座さんはいかがですか?