2011年9月18日日曜日

無花果(いちじく)

9月18日(日)


花が咲かないのにいきなり実を付けるように見えることから、このように書き表されるようになったそうです。実際には花が無いのではなく、外から見えないだけだそうです。

昨日から、うちの庭で生ったいちじくのワイン煮をデザートでお出ししているのですが、これが年配の(失礼・・・「おとなの」)女性を中心に結構好評です。大人の女性は季節に敏感で、旬の食べ物のおいしさをよくわかっていらっしゃるのでしょう。
今の世の中では、季節に関係なくさまざまな食材がいつでも店先に並びますから、逆に季節感が希薄になってしまってつまらない気がします。

あるお客様は、いちじくをお酢とお砂糖だけで煮るという調理法を教えてくださいました。

あるお客様は、ご自分の誕生月である十月を称して、「柿や栗や、おいしいものがた~くさんある月なのよ!」と誇らしげにおっしゃっていました。

今日も厳しい残暑ではありましたが、鴨鍋のご注文もボツボツいただくようになり、味覚の秋へと季節は移りつつあるようです。

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