2010年3月13日土曜日

打ち粉の十割蕎麦


鴨亭の蕎麦は地粉の蕎麦粉80、小麦粉20の二八蕎麦。
毎朝一番の仕事は蕎麦打ちです。
気温、湿度、水の温度、そば粉の状態、色々なファクターの組み合わせで
蕎麦の出来は千変万化。
今朝は加水率が大幅に増えて50%をかるくオーバーしてしまい
妙に蕎麦の団子が硬い。
やはり蕎麦打ちとは奥が深いものだなぁと思いながら
のし棒で丸くのすと端がピリッという感じできれてしまう。
あれ?と思って袋を確認したら小麦粉と思っていたのが打ち粉の袋。
間違えて蕎麦粉と打ち粉の二八蕎麦を打ってしまった!!。
打ち粉は蕎麦同士がくっつかないように振るさらさらの粉ですが
もともと蕎麦粉の仲間です。
言い換えれば蕎麦粉と打ち粉の変形十割蕎麦と言えなくもない。
お客様には出せないので、
この理由あり十割蕎麦は昼ごはんとして家族で食べました。
こきこきとした弾力があり悪くない味。ざる二枚完食です。 

 鴨亭店主
   鴨亭ホームページはこちら http://www3.ocn.ne.jp/~kamotei/

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