2011年7月4日月曜日

オオムラサキ

7月4日(月)  (今日はアメリカの独立記念日ですね。)

7月になってからの話題をいくつか・・・


「気配」
草むらを歩くとかすかに音がする
それはほんとうに小さくて、風が通ればかき消されてしまうほどの音だ

私は知っている
それはたとえばバッタの赤ちゃんだったり
カナヘビだったり
小さな生き物たちの立てている命の音なのだ



「菊」
菊といっても花のことではありません。
菊の葉っぱに目を留めたのです。
昨日の朝雨戸を開けると、いつの間にかすっかり青々と重厚に茂った菊の葉っぱが目に入ったのです。
菊の生命力は、花はまだまだずっと先でも、ちゃんと準備を始めているんですね。



「オオムラサキ」
昨日の夜、仕事を終えて家に戻り、ドアを開けたら、玄関の明かりに向かって飛び込んできたものがありました。
夫が捕まえて大声でみんなに告知。
「おーい、これオオムラサキだよ!日本の国蝶だよ!」

かなり大きい蝶でした。
逃がしてやったら、今度は窓に外側から止まっていました。



「グラジオラス賛歌」
自分で言うのもなんですが、義母から店に飾るお花を任されて4~5年がたち、さすがにこのごろは前より上手に生けられるようになりました。
今日も自分で生けた花瓶の花をうっとりと眺めていたのです。
なんてよい形!上手に生けられたなあ。

そして、グラジオラスの穂先のすっと伸びていく美しさを見ているうちに悟りました。
私の生け花の腕がどうであろうと、グラジオラスはそれ自体が美しいのだと。

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