2011年10月14日金曜日

どこにでもクモの巣

10月14日(金)

今朝はあたり一面にもやがかかっており、明け方まで細かい雨が降っていたような気配でした。
それが、気温が上がるとともに少しずつ薄くなって、朝食の支度が整うころには庭の木々も姿を現し始めました。
そうしたらびっくり、あっちにもこっちにも、クモの巣がきらきらと光っているではありませんか!
普段は目立たないのに、朝露をすずなりにぶら下げているからいつもと違ってまるみえです。
水晶のネックレスのようできれいではありますが、クモにとっては防犯上(?)ちょっと危険ですね。








こんなのがもっともっとあちこちにあったのですが、とりあえずここまでにします。

うちの庭のクモたちに関しては、思いのままの家作りも多めに見てあげられるのですが、お店の庭ではそうもいきません。
ですから、今日は竹ほうきを振り回して、端からクモの巣払いです。
それでも、ジャンプしても届かないところにもいっぱい!
(もっとも、昔のつもりで跳んでても、足はほとんど地面にくっついたまんまという情けないジャンプではありましたが。)

柄のいちばん先を持って上向きに竹ほうきを振り回すこの作業は、結構よい運動になりました。
人が見たら、「意味不明」ではあったでしょうけれど・・・

いつもより意識が上に行ったせいで、いろいろな実にもあらためて目を留め、写真に撮ってあげることになりました。


ピラカンサスです。


ネットでは、「鳥が食べに集まってきます」という説明が付いているものもありましたが、千両や万両などの実が食べられてしまっていてもいつも一番最後まで残っており、察するにあまり美味ではないようです。いよいよ食べるものが何も無くなってしまうと、仕方なく食べているような印象を受けています。


こちらはどうやら烏瓜のようです。


木々に蔓を絡ませて、あちこちでぶらぶらしています。
木の葉が落ちて、スカスカになった枝に絡まっているから、まるでその木の実のように見えます。どことなくユーモラスな目立ちたがり屋さんです。

1 件のコメント:

  1. くもの巣に朝露がかかったのは本当に宝石のようですね。こちらイギリスでもよく見ますが、ゴルフ場の少し伸びた芝の上にかかったくもの巣にも、朝露が乗ると、輝くジュエリーのようです。
    烏瓜はこの写真で初めてみました。こちらにPassion flowerとばれるつる草があり、ちゃんと針がある時計の文字盤のような花が咲くので、トケイソウとも呼ばれていますが、これが烏瓜に似た実を結びます。ご近所で玄関先に育てている人がいて、ポーチのまわりに秋になるとぶらぶらと実がぶら下がるのがなんとも愛嬌があります。
    ピラカンサスも庭木の定番ですが、そういえば鳥がつついているのを見たことがありません。きっとおいしくないのね。

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