2011年4月4日月曜日

小ケガ

4月4日(月)

本日、梅の間のお花
 昨晩のこと。洗濯物を室内で干すようになったので、古い物干し竿を調整していました。
本体の筒の両側に一回り細い筒が組み合わされていて、
細い筒を伸ばしたり、本体の中に入れて縮めたりして長さを調節するものです。
何しろ結婚したてのころに買った時代物ですから、錆び付いているのでしょう、
なかなか伸びたり縮んだりしてくれません。
そのうちに突然勢いよく動き、パチンとはまったと同時に
私の左手の小指の先(ほんの一部だったんですが)が一緒に筒の中へ・・・
 ケガとか血とかに弱い私、もちろん家族全員を呼んで大騒ぎしました。
みんな、何事かと、一応は集まってくれました。
そして一応は、アルコール液とか脱脂綿とかティッシュとか絆創膏とか持ってきてくれました。
でもその後の家族の行動が三者三様でおもしろかった
(そのときはもちろん、おもしろくなんかなかったのですが、一晩たってみて。でも、息子に言わせると、そのとき一番おもしろかったのは私だったそうです)。
まず夫は、騒ぎとケガの程度の落差を認識すると、即自分のさがしもの探しに戻ってしまいました
(ちなみに夫は年中さがしものをしています)。
息子は、ケータイのサイトで傷の手当て方法を探し、「動脈を押さえないで傷口を押さえたほうがいい、そのまま3分。」なんて言っています。
私と同様血に弱い娘は、処置が終わるまで半纏を頭にかぶって怖がっていましたが、
その後はずっと気遣って近くについていてくれました。
 それぞれがそれぞれらしく、今では笑えます。
でも、家族がいてよかった。
こんなふうに、わあわあやりながらの暮らしがいいんだな、と、今書きながら思っています。

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