2011年4月8日金曜日

笠間の陶炎祭(火まつり)

4月8日(金)


うちから益子へ行くのとほとんど同じ距離に、やはり焼き物で有名な笠間があります。
笠間芸術の森公園を中心にした近代的な焼き物の町です。
伝統を引き継ぎながらも、若い作家の新しい感覚の作品もどんどん生まれており、楽しくて素敵な焼き物ばかりです。


笠間焼きは18世紀(江戸時代中期)に始まり、順調に成長しましたが、太平洋戦争後一時衰退しました。
その後窯業指導所による研究・改良や陶工の養成、厨房用租陶器から工芸陶器への方向転換などにより、再び活況を取り戻しています。


今回の震災では、窯が壊れたりしてかなりの被害を受けたそうですが、今年も例年通り、ゴールデンウイークに陶炎祭(火まつり)を開催することに決定したそうです。
今回の震災で大きな被害を受けた福島県浪江町の大堀相馬焼きとは昔から交流があったとの事、東北支援のチャリティーイベントも企画しているそうです。


ゴールデンウイーク中は鴨亭も営業中なので、私はこの陶炎祭に行ったことはありませんが、桜川市と笠間市の商工会が提携しているようで、陶炎祭のパンフレットはいつもお店に置いています。
時間が許すお客様、どうぞ鴨亭と笠間、両方をお訪ねください!

1 件のコメント:

  1. 以前、益子焼の花びんを二つ買われて、お花を生けた写真を見せていただきましたが、焼き物も生花もとても素敵でした。「小ケガ」にも素敵な生花がありましたね。私は庭仕事が大好きで、育てるのは得意なんですが、生けるのはちっとも上手くありません。
    日本の生花は、とても少ない花材でそれぞれの植物の色、形とそこに生まれる空間をとても大事にしていると思います。
    花器もそれを生かすようにデザインされている、というより花器を生かすために花がある。
    西洋フラワーアレンジメントのことを詳しく知っているわけではありませんが、オアシスまたは花器が見えなくなるほど密集して植物を刺して、マスとして様々な色彩の競演を楽しむように思えます。
    センスのない私は外で育てて見ごろになった鉢花を鉢ごとテーブルに載せたり、庭からたっぷりバラを切りってきて、どっさり花びんが隠れるぐらい投げ入れたりしています。また背の高いガラスコップに雑草を無造作に入れたり。
    話はそれてしまいましたが、笠間焼って、どんな焼き物か是非見たいです。またいつか花を生けたところを見せてくださいね。

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