2011年4月26日火曜日

ヘビとの遭遇

4月26日(火)


今年もそんな季節になりましたか。
ついに今日、ヘビと遭遇してしまいました。グレイっぽくてストライプのある、シマヘビという種類のヘビだそうです。
義母も、板前さんも、それぞれ別の場所で(たぶん別のヘビを)見たそうです。

これからの季節は、毎年、夫の作った「ヘビつかみ」が大活躍!塩ビパイプと針金で、遠くからヘビの首を引っ掛け、巻きつかせ、どっか遠くへ捨ててくるんです。
これ、すごい発明だと思うんです。成功率が高いし、危険じゃないし、ヘビを殺さないし。

私がここに来てからの、ヘビとのエピソードは結構あります。

農道に横たわっているヘビをロープか何かだろうとお思い、車で轢いてしまい、ロープが跳ね上がってびっくりしたこと。

飼い犬のコロとヘビとの壮絶な戦いを見たこと。このときは夫が加勢をしてコロを助けました。

脱皮したてのまだ濡れている抜け殻を見たこと、など。


コロの中に残っている野性には、時々驚かされます。狩猟本能というのでしょうか。
以前、うちに野うさぎが住んでいたのですが(ピーター・ラビットみたいなそれはそれはかわいい野うさぎです)、ある朝、お尻をかじられて死んでいるのを発見。これはコロの仕業でした。
鴨亭の犬だからジビエの味を好むというわけでもないのでしょうけれど・・・
どうも食べるためではなく、ただ狩をしたいだけでやったみたいです。

信じられないかもしれませんが、鴨亭は野生動物の宝庫なのです。
鳥なら、ウグイス、モズ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ムクドリ、ヒヨドリ・・・
ついこの間はキジを見ました。

動物なら、(ありがたくないのですが)イノシシ、イタチ、モグラ、タヌキなど。

それから、昆虫。これはもう、考えただけでも気持ち悪いですけれど、虫嫌いではここの生活はまず無理ですね。(ちなみに私も別に虫好きなわけではありません。)
でも、みんなそれぞれに一生懸命生きている感じは分かるのです。
だから、危険なときは別ですけれど、基本的には彼らを尊重しています。
ただ、よそへご退出願うとか。

それに比べるとコロの野性のストレートさには、却って、厳然たる自然の掟を突きつけられたかのような神聖なものを感じてしまいますね。

まあ、都会育ちの私には、想像もつかなかったような新しい体験の数々です。

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