2011年2月27日日曜日

流れ星になったサイボーグ009

2月27日 日曜  たつまさ



サイボーグ009の最終回。

宇宙で戦った009が力尽きて燃えながら大気圏に落ちてゆく。

窓から夜空を見上げていた姉と弟。

「あっ、流れ星。何をお願いしたの?」(弟)

「地球が平和になりますようにって」(姉)

少年時代に読んだ忘れがたい名場面。



「20世紀のSF・40年代編」で読んだレイ・ブラッドベリの短編「万華鏡」。

宇宙船の事故で宇宙に投げ出された男。

地球に引き寄せられながら振り返るそれまでの生活は

世の中の常識にばかり縛られたなんと「無意味な人生」だったことか。

悔やみながら男は大気圏に落ちていく。

夜の田舎道を歩いていた母親と少年が流れ星を見つける。

母親が少年に囁く。 「お祈りを」。



あっ!石森章太郎さんの元ネタはこれか。

40年もたってから気づいた。


流れ星になった小惑星探査機ハヤブサのことも

ちょっと思い出したりして。

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