2月27日 日曜 たつまさ
サイボーグ009の最終回。
宇宙で戦った009が力尽きて燃えながら大気圏に落ちてゆく。
窓から夜空を見上げていた姉と弟。
「あっ、流れ星。何をお願いしたの?」(弟)
「地球が平和になりますようにって」(姉)
少年時代に読んだ忘れがたい名場面。
「20世紀のSF・40年代編」で読んだレイ・ブラッドベリの短編「万華鏡」。
宇宙船の事故で宇宙に投げ出された男。
地球に引き寄せられながら振り返るそれまでの生活は
世の中の常識にばかり縛られたなんと「無意味な人生」だったことか。
悔やみながら男は大気圏に落ちていく。
夜の田舎道を歩いていた母親と少年が流れ星を見つける。
母親が少年に囁く。 「お祈りを」。
あっ!石森章太郎さんの元ネタはこれか。
40年もたってから気づいた。
流れ星になった小惑星探査機ハヤブサのことも
ちょっと思い出したりして。
0 件のコメント:
コメントを投稿