真壁町では午前中に流し雛がありました。
お雛様とのお別れが来たことを強く意識させられる行事です。
鴨亭でも明日朝、ひな壇を片付けます。
真壁町では、ひな祭り以降もお雛様を飾ったままにしてあるところがけっこうあります。ひな祭りのイベントが終わっても、古い町並みを見学しに来てくださる方が多いからだと思います。でもきっとそれだけでなく、しまってしまうのはさびしいからという理由もあるのではないかと私は推測しています。
さびしいからもう少し飾っておくというのに、私は賛成!
娘がお嫁に行くのが遅くなるという言い伝えにも、「娘は早くお嫁に行かなくていい!」と思っています。だって早くお嫁に行くことよりも、「幸せな結婚」をすることのほうが大切なことですから。
ただし、「幸せな結婚」の中身は、結婚前に思い描いていたものとは違って当たり前。山あり谷ありの人生を、パートナーと力をあわせて家族を作り上げていくことに喜びを感じられるような結婚だったら、幸せといえるのではないでしょうか。長い時間と手間と忍耐、それに思いやりとか周りからの援助とかとにかくいろいろなものが必要な幸せではあります。
話が逸れてしまいましたが、女の子の幸せを祈るお節句が終わり、これからは、人々は桜の開花を待ちながら日々を過ごしていくのでしょう。
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返信削除楽しく読ませていただきました。御雛さまを飾る期間は地方によってそれぞれ違うようで、私は3月3日を中に、いつ飾るかいつしまうかは御天気次第で、慣習にとらわれず、よく晴れた風通しのいい日を選んでいます。我が家の御雛さまは娘が生まれたときに私の趣味で選んだものですが、木目込みのシックなきものの御雛さまです。みきさんの御雛さまを拝見して、とてもよく似ているのに驚き、嬉しくなりました。その娘も今は大学町に住んでいますが、御雛さまと一緒にその帰りを待って、うららかな日にしまいましょう。
返信削除みきさんの「幸せな結婚」観にとても共感を覚えます。
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