2011年3月14日月曜日

七十二時間後

3月14日(月)


刻一刻と明らかになっていく被害状況の深刻さに言葉を失っています。

不明者の捜索、被災者の救援などの報道のひとつとして届いた、海岸に打ち寄せられた千体以上のご遺体のニュースの衝撃。

それとほとんど同時進行で、次々と危機的状況を呈する福島第一原発のニュースの恐怖。

さらに計画停電という試みによるさまざまな混乱。


自分の生活を守る作業を黙々としつつ、まだ次の段階が見えてきません。
事態を見守り、備え、先のことを考えなければなりません。
生活の先行きのことだけではなく、今の私たちの生き方そのものの見直しも同時に行っていかなければならないのだと思います。電力に頼りすぎていた私たち、原発という危険なものを野放しにしていた私たち、豊かさを当たり前のこととして享受してきた私たちといったものを。

困難の中での、現場の皆様のご活躍は大きな希望です。
明日もみな、それぞれの立場で、精一杯生きましょう。
このようなことしか書けない、今の私です、情けない・・・

1 件のコメント:

  1. みきさんのおっしゃることは本当に一番大事なことだと共感しています。生き方そのものの見直し。
    何が一番大事か、豊かさ便利さの中では見えなかったものが、見えてくる。希望が、愛が、一番の復興の力になる。
    日本の外からコメントを書いても、対岸の火事を見ているようにしか思われないかもしれませんが、私もここから日本のために出来ることをしていきます。

    返信削除