2011年3月6日日曜日

近頃新聞を賑わすニュースは

3月5日(土)


今日筑波に梅林は大賑わい、道路は大渋滞だったそうです。

3月ですもの、天気の良い週末にどこかに繰り出したくなるのは自然な気持ちでしょう。

明日はもっとぽかぽか陽気になるそうです。

どこへ行っても大混雑は覚悟しなければならなくなるでしょうね。道中お気をつけて!

さて、近頃新聞を賑わしているニュース(除く:政治のごたごた)について少し。


1.ネット掲示板を使った大学入試カンニング事件

2.NZ地震(これは生存者の捜索打ち切りでだいぶ扱いが小さくなった)

3.リビア情勢

4.昨日からは熊本の3歳女児殺害事件

5.少し前には広島の高速バス横転事故


このうち1,4,5は大学生や大学受験生が起こした事件です。

世間を騒がせた(というより世間が騒いだ)割には犯人がすぐ捕まりました。

どの事件も、ある意味あまりに稚拙だったからです。

良い悪いは別にして、犯罪を起こすなら周到に計画・準備・研究しなければばれてしまいます。

どの事件も、自分の所業を隠すことに無防備過ぎて、驚いてしまいます。

二十歳前後の人間のすることとしては、かなり幼稚な気がします。

だって犯人たちはまだ若く、これから人生がずっと続いていくわけでしょう。

それなのに、自分で自分の人生を台無しにして、これからどうするつもりなのでしょう。

これらの事件において、自分のとった行動の当然の帰結を見通すのはそれほど難しいこととも思えません。10年後の社会情勢を想像するのとはわけが違いますから。

心がけて考える訓練を積んでいかないと、自分にとっても危険ですし、世の中も気づかぬうちに危険な状況に陥ってしまうと思います。

浮かれたバブルの時代を通ってきた私ですが、時代の変化から、生きることの難しさを思い知らされています。

逆に2.のNZ地震では、勤勉な若い人たちのたくさんの夢が消え去りました。

とても残念なことです。


4.のリビア情勢は、一進一退。国際社会も腫れ物に触るようで、対応に苦慮している模様。

最初は英雄でも、権力を握ったとたん人は変わるのが常だし、独裁が長期にわたれば独裁者も時代にそぐわなくなってきてしまいます。優れた人だったかもしれませんが、すべてにおいて優れていることはありえません。また、優れた人は一人だけではありませんから、やはり、長い期間一人の指導者が上に立っているより、一定期間で交代したり、複数の指導者の合議制で政治を行う方向に進んでいくのが自然だと私は思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿