2011年3月30日水曜日

カズが決めた!

3月30日(水) 実家へ行ってきました。
両親は被災は免れていましたが、震災後一度も会っていなかったので、
顔を見たくなって訪ねました。
変わらぬ元気な様子を見て安心し、再び前に進む気持ちを強くして戻ってきました。

 戦争体験者である母は、ある意味今の日本と同じような体験をしており、
さまざまな運命の試練を乗り越えて今に至っていることを私と息子に話してくれました。
以前聞いた話もありましたが、初めての話もありました。

私が生まれたのはもう高度成長時代に入ってからでしたから、
右肩上がりの経済成長の中での両親しか見ていません。
当然戦争中や戦後の混乱期の日本人が必死に生きてきた姿を知らないのです。
戦争に生き残った人たちの多くは、
今は幸せな老後を過ごしているように見えますが、
人生の初期の段階で波乱に見舞われているのです。

 長い人生、一生順調に過ごすなんてことはやはり夢でしかないようです。
人生の前半を恵まれて育った世代はこれから荒波を経験していく運命のようです。
でも、父母たちの世代が粘り強く立派に戦後の復興を遂げたのを見本にして、私たちも立ち上がり、
前に進んでいかなくてはいけませんね。

 昨夜はサッカーのエキシビションマッチがありました。
遠藤選手、岡崎選手、三浦選手がそれぞれ美しいシュートを決めてくれました。
思いのこもったシュートは、私たちの心に美しい軌跡を描いて届きました。
 プロ野球界も、つまらないいざこざをしている暇があったら、
オールスター戦でも開催してくれれば、世の中のためになるのにと思います。

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