2011年3月13日日曜日

地球のくしゃみにしては・・・

3月13日(日)

夕べ遅く、やっと電気が使えるようになりました。
情報が乏しい不安な33時間の後、初めてニュースを見ることができ、起こっていたことの桁外れな重大さに愕然としました。

まず第一に、一人でも多くの方の命が助かりますように。
そして、原発事故ですが、これまた最小の犠牲で済みますように。

最初の大きな揺れから二日がたとうとしていますが、まだ余震が収まる気配はありません。
むしろ、第二、第三の災害がこれから続くかもしれない状況です。
できるだけ冷静に、人々の善意を集めて支えあいながら、事に当たっていくよう、心がけましょう。
(と、自分に言い聞かせています。)

実は、鴨亭ではまだ水道が止まったままなのです。
お店の再開はまだ未定です。今回の災害が、今後どのように続き、世の中の機能回復がどのようなペースでなされていくのかまったく先が読めませんので。
一日も早い日常生活の回復と、ダメージからの立ち直りを祈りつつ、今自分ができることに専念していきたいと思います。

人間のおごりが少し度を過ぎたとき地球はくしゃみをして警告するんだ、と考えてきましたが、今回はくしゃみにしてはちょっときつすぎの一撃でした。

1 件のコメント:

  1. ご無事で何よりです。
    母も出先で地震にあい、自宅に帰れなくなり、友達のお宅に一晩泊めていただき、翌朝無事に帰宅しました。母に電話もメールもそれまで通じないので心配しましたが、当日は夜10時まで停電のため、それまで何も情報がなく、母はこの惨事を知らなかったそうです。
    私はイギリスでBBCやAljazeeraなどで時々刻々の罹災地;仙台、福島や千葉、東京の最新情報を動画で見ることが出来ましたが、罹災地ではこうして何の情報も得られなくなることを思い知らされました。
    私がとても誇りに思っているのは、こんな事態に日本人はその精神的伝統を発揮することです。他国なら、暴動、買占め、値段の吊り上げ、奪い合い、強盗、レイプなどが起き、無法状態になるところを、日本人は冷静に助け合い、上のどの非情な行動もとらないことです。
    これからもじわじわ、困難が続くことでしょうが、デマに惑わされず、日本人の伝統である、誠実さと粘り強さ、善意と信頼で助け合って、復興に向かわれますことを心からお祈りしています。
    私もこちらから、できることをしようと思っています。

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